FC2ブログ

Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

迎春2018

23b0444f.jpg

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は個人的には特に変化のなかった一年ですが、
様々なジャンルの展覧会を見に行くことができ、
その点では視野が広がったのではないかと思います。

2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

1月1日 千露
スポンサーサイト

展覧会回顧2017

2017年もあと少しになりましたが、今年もいろいろな展覧会を見に行きました。

百段雛まつり 九州 ひな紀行Ⅱ 目黒雅叙園「百段階段」
九州各地の雛人形と「百段階段」の絢爛豪華な空間のコラボレーションが見事な展示でした。
百段階段は一度見てみたい場所だったのですが、想像以上の素晴らしさでした。

マリー・アントワネット展 森アーツセンターギャラリー
マリー・アントワネットの生涯を肖像画などの絵画作品をはじめ、愛用の工芸品、
さらには居室などの空間を再現して紹介する展示でした。
展示品一つ一つを鑑賞するというよりも、全体を見て王妃のすべてを体感するという雰囲気の展覧会だったと思います。

春日大社 千年の至宝 東京国立博物館
現地へ行ってもこれだけ一度には見られないであろう春日大社の神宝の数々、
また現地でも拝観できない春日大社の本殿の一部を再現し、実際の壁画の展示を行うなど、
文字通り春日大社千年の歴史を感じる内容でした。
個人的に好きな展示品は《金地螺鈿毛抜形太刀》です。
雀を狙う猫の姿が生き生きと表現された螺鈿細工に見入ってしまいました。
また《赤糸威大鎧(梅鶯飾)》は繊細な梅に鶯、蝶の金物細工に惹きつけられました。
鎧をこれほどじっくり見たのは初めて位に丹念に鑑賞しました。

ティツィアーノとヴェネツィア派展 東京都美術館
ティツィアーノをはじめとしてティントレット、ヴェロネーゼなど
ヴェネツィア派を代表する画家たちの作品の量感や色彩の豊かさに感銘を受けました。

招き猫亭コレクション 猫まみれ展 尾道市立美術館
「招き猫亭」と称する個人コレクターによる古今の芸術作品になった猫たちの展覧会。
一言で言うなら「見ているだけで幸せな気持ちになれる」展覧会でした。
また尾道市立美術館のTwitterアカウントがとても楽しかったです。(黒猫と警備員の攻防戦が面白い)

細見美術館名品展 愛媛県美術館
「若冲、琳派、かざりと雅」と題し、
京都・細見美術館を代表するコレクションである琳派と若冲作品を中心とした展覧会。
細見美術館で一度には見られないであろうラインナップを松山で見られたのは貴重な機会だったと思います。
同時期に細見美術館では愛媛県美術館のコレクションによる杉浦非水の展覧会が開催されており、
興味深い取り組みだと思いました。

ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ 愛媛県美術館
19世紀から20世紀初頭にかけてのイギリスおよびフランス絵画の展覧会。
展覧会の目玉はヴェネツィアの黄昏の情景を虹色で描いた、モネ《サン・ジョルジョ・マッジョーレ 黄昏》でしたが、
私はロセッティ《麗しのロザムンド》を見るのが目的で行きました。
色彩も質感も写真で見るよりもずっと美しく、髪など櫛がするすると通りそうなほどでした。

伊達×刀剣 ―武家の宝物と五箇伝の名刀― 宇和島市立伊達博物館
宇和島伊達家伝来の刀剣、甲冑、馬具のほか、伝来の様々な刀剣の数々の展示でした。
私が記憶している中では刀剣に特化した展示は伊達博物館では初めてであったと思います。
八幡神社(宇和島市)に奉納された三尺八寸五分の太刀の大きさに圧倒されました。
もう少し刀剣の鑑賞の仕方を学んでから見ればもっと楽しめるだろうと思いました。

末法/APOCALYPSE -失われた無石庵コレクションを求めて 細見美術館
「末法」をテーマに、奈良時代から南北朝時代にかけての仏教美術を展示。
「美」とは何かを問いかけているような内容で、
同時期に京都で開催されていた国宝展のある意味アンチテーゼともいえる展覧会でした。

特別展覧会 国宝 京都国立博物館
京都国立博物館開館120周年記念の展覧会で展示作品すべてが国宝という展覧会。
私が行ったのはⅢ期でこのときの一番の目玉は《金印》で、
写真で見るとごつごつした印象でしたが、実際はとてもつややかだったのが意外でした。
展示品の中で一番好きだと思ったのが《扇面法華経冊子》で
公達と姫君や子供たちの姿が愛らしくて素敵でした。
展示品のパワーに圧倒されて見るのに体力が必要な展覧会でした。

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 愛媛県美術館
フィレンツェ、シニョリーア宮殿(現・ヴェッキオ宮殿)に
かつてレオナルドが描いた壁画《アンギアーリの戦い》に迫る展覧会。
著名画家の作品はほとんどありませんでしたが、
《タヴォラ・ドーリア》と呼ばれる板絵を中心に様々な観点から
今では幻となった壁画にアプローチする意欲的な内容でした。

謹賀新年2017

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は新年の挨拶と一年の総まとめ以外に全くブログ更新をしませんでしたが、
今年はもう少しブログに手を付けることができればいいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


degou4.jpg


2017年1月1日 千露

2016年今年見た展覧会

今年2度目のブログ更新が今年最後のブログ更新になってしまいました。(汗)

2016年は多忙だったこともあり、あまり展覧会には行きませんでした。
2月に東京へ1泊2日で行ったほかは、県内の展覧会2つに行っただけです。

ゆかいな若冲・めでたい大観―HAPPYな日本美術―  
1月3日~3月6日 山種美術館
表題通り楽しくユーモラスな日本美術ばかりの展覧会でした。
特に歌川国芳『猫飼好五十三疋』の実物を始めてみることができてよかったです。

松竹梅 新年を寿ぐ吉祥のデザイン
1月9日~2月14日 根津美術館
新春にふさわしい縁起の良いモチーフを用いた作品の展示でした。
私が一番好きだったのは同時開催の『百椿図』展示です。
描かれた椿のあしらいがどれもおしゃれで、現代のインテリアにも似合いそうでした。

ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉
1月16日~4月10日 東京都庭園美術館
ガレのガラス器の数々がアール・デコの邸宅に溶け込むように展示されていて、
まさしく「ガレの庭」といった雰囲気でした。

英国の夢 ラファエル前派展
2015年12月22日~2016年3月6日 Bunkamuraザ・ミュージアム
開催を知ってから本当に楽しみにしていた展覧会です。
過去に見たことのある作品もいくつか展示されていたのですが、
一番印象に残ったのがバーン=ジョーンズ『スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)』です。
20年ほど前に輸入ポストカードを見て一目ぼれして、一度実物を見てみたいと思っていた作品でした。
現物は予想以上の大きさで迫力に圧倒されると同時に、繊細な描写がとても美しいと思いました。

ボッティチェリ展
1月16日~4月3日 東京都美術館
こちらも開催を知ってぜひ行きたいと思った展覧会です。
日本国内でボッティチェリ作品がこれだけまとまった形で展示される機会は今後そう無いのではと思います。
私は昔ウフィツィ美術館で『ヴィーナスの誕生』を見たのですが、その時思わず涙ぐんでしまいました。
絵画作品を見て涙を流したのは後にも先にもその時限りです。

始皇帝と兵馬俑
2015年10月27日~2月21日 東京国立博物館 平成館
兵馬俑の大きさと細部まで丁寧に作られていることに驚きました。
展示の仕方も工夫を凝らしたもので興味深かったです。

三井家のおひなさま
2月6日~4月3日 三井記念美術館
江戸後期から明治・大正・昭和初期の三井家のおひなさまの数々が展示されていました。
私の祖母(明治41年生まれ)のひな人形は日本橋の三越から取り寄せたもので、
木箱には「東京下り」と記されています。
そのためこちらの展覧会は大変興味深く見ました。

第二十回企画展 永青文庫コレクション 中国 古代の造形
2015年12月19日~2016年3月13日 羽田空港美術館 ディスカバリーミュージアム
中国西周時代~唐時代にかけての銅器や陶器の展示でした。

太閤さん、おかえりなさい―光信と桃山期・江戸初期の狩野派―
4月23日~5月15日 宇和島市立伊達博物館
宇和島伊達家伝来の豊臣秀吉像(狩野光信筆:重要文化財)を中心に
桃山期・江戸初期の狩野派の絵画の展示でした。

いつだって猫展
9月28日~11月6日 愛媛県美術館
2015年に名古屋で開催された展覧会で、愛媛での開催を知って絶対に行こうと思ったものです。
浮世絵の猫も招き猫も、どの猫もとても表情豊かで
猫の魅力を存分に味わうことのできる展覧会でした。

山口晃展 松山シフト
9月1日~11月20日 愛媛県美術館
「道後アート2016」のメインアーティスト山口晃の作品展です。
道後・松山にまつわる作品を中心に、学生時代の作品から近作まで幅広く展示されていました。

2017年にも見たい展覧会が数多く開催されます。
出来れば機会を作って行きたいものだと思っています。

頌春2016

saru.jpg


謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は年末の一時期以外ほとんどブログの更新を行いませんでしたが、
まだまだ愛着のあるこちらの場所をできる限り続けていきたい所存です。

2016年が皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月1日 千露

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。