Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

カテゴリー "歴史" の記事

バステト女神の端女


エドウィン・ロング  パシュトの神殿 1888


古代エジプト ファラオ歴代誌
初期王朝からエジプト王朝最後の女王クレオパトラ7世まで
誰でも知っているような有名なファラオから、
知る人ぞ知るマイナーなファラオまで、
全てのファラオについて叙述されています。
図版が豊富なのも嬉しいところです。

古代エジプトうんちく図鑑
古代エジプトの神話、近代に入ってからの発掘の歴史、
著者のエジプト紀行、ファラオ全員のプロフィールなど、
全て手描きのイラストと文字で著されています。
手軽に読めるのに非常に濃い内容です。

最近なぜか私の中に何度目かのエジプトブームが訪れて、
上記他様々な本を読み返しております。
単行本や新書では飽き足らなくなってしまい、
展覧会の図録まで引っ張り出して読み出す始末です。

冒頭の絵画作品は古代エジプトで信仰された
猫の女神パシュト(バステト)の神殿を想像して描いたものです。
野性のリビアヤマネコを最初に飼いならしたのは古代エジプト人で、
エジプトでは猫は神々の一つとして崇められました。
猫の姿で表されるバステト女神は守護神としての性格を持ち、
また猫は多産であることから豊穣神としても信仰されました。
そして音楽と祝祭と陶酔の女神としての神格も持っていました。

19世紀英国の画家ロングの描く古代エジプトの神殿では
白や黒や、長毛や小さいのや、
様々な女神の化身(猫)が養われており、
大きな器に注がれたミルクを仲良く飲んでいるようです。
もし私がこの場にいられたら喜びの舞を踊ってしまいそうです。

猫好きでエジプト好きの私の前世は
ひょっとするとバステト神殿の猫様にお仕えする下働きだったのかもしれません(笑)


エドウィン・ロング アヌビス祭の準備 1889

犬好きの方には山犬の姿の神アヌビスの神殿をお勧めします。
こちらには可愛いアヌビス神がいっぱいいます。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。