Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

カテゴリー "音楽" の記事

サラバンド

現在Rosariumに音楽のある情景をテーマにしたページを作成していますが、
そのなかの一つのページに使用している音楽がヘンデル『ハープシコード組曲第2番 サラバンド』です。

サラバンドは3拍子による荘重な舞曲で、
スペイン植民地であったラテンアメリカで流行し、
後にスペイン本国へもたらされ大流行しました。
セルバンテスの作品内でもサラバンドについて言及されています。

ヘンデルは歌劇やオラトリオを中心に作曲しており、
『ハープシコード組曲』は彼の残した数少ない器楽曲です。
もともとはハープシコード/チェンバロのための曲ですが、
現在ではピアノ用にも編曲されています。

ヘンデルの『サラバンド』は主題と2つの変奏によって構成されています。
重厚な曲調は典雅な宮廷舞踊の世界を想起させます。

私は中学生の頃ピアノ発表会で『サラバンド』を演奏しました。
そのためこの曲には思いいれがあるのです。
今はピアノから離れているので弾けなくなってしまったのが残念です。
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月に寄せるvol.5―Clair de Lune


Louis Maeterlinck "Clair De La Lune"


月明かりに照らされた宵の海(湖?)のほとりの光景と
欄干に絡まるつる薔薇の美しさが印象的な作品です。
まるで昼のような明るさですが、
まだ宵の口で満月に照らされていれば
このくらい明るい光景が広がっていたのかもしれません。
人工的な明かりに慣れてしまった現代人が失ってしまった情景なのでしょう。

Clair de Luneとはフランス語で「月の光」を意味しますが、
この言葉を聞いてまず思い浮かべたのが
ドビュッシーのピアノ曲『月の光』です。
非常に繊細で優美な曲で、私の好きな音楽の一つです。

『月の光』はヴェルレーヌの詩『月の光』から着想されたといわれていますが、
同じくフランスの作曲家フォーレもヴェルレーヌの詩に曲をつけた
歌曲『月の光』を作曲しています。
こちらの曲について知ったのは最近ですが、
月の光のさやけさ、薄闇の情景などが目に浮かぶような美しい旋律に
一度聞いただけで心惹かれてしまいました。

フォーレの『月の光』はこちらにてヴェルレーヌの詩とともに紹介しております。
秋の夜長の一時にふさわしい一曲だと思います。

雑食動物(音楽に関して)

私の好きな芸術で文学・美術・音楽のうち
一番雑食性なのは音楽かもしれません。

私が持っているCDを改めて見てみると
J-POP、ヨーロピアンポップ、ワールドミュージック、
ボサノヴァ、映画音楽、イージーリスニング、クラシックと
本当に取り留めがありません。

たとえば一口にワールドミュージックといっても
トルコ、ギリシア、インド、アラブと様々な国の作品を持っています。

同様にヨーロッパのポップスも
フランス、アイルランド、ポルトガル、北欧、東欧と多岐にわたっています。

映画音楽は最近のものよりも古い映画の音楽のほうが好きです。
ただし実際の作品を見たことがあるものはわずかなのですが…

J-POPも誰もが知っているメジャーなアーティストの作品もよく聴きますが、
知る人ぞ知るといった感じのアーティストの作品も好きです。

音楽レビューも記事にしてみたいのですが、
文学・美術・音楽のうち、
最も言葉で表現するのが難しいのが音楽であるように思えます。
なのでなかなか記事にすることができません。
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