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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2007年02月の記事

誕生色事典

「色の秘密」366日
“自分色”で探す本当の自分
本書帯より


誕生色事典―「色の秘密」366日 野村順一

先日購入した本です。
一年366日ごとにある「誕生色」が紹介され、
その人の性格や適職などが解説されています。

たとえば2月10日の誕生色を例に挙げると

ローズレッド  愛情 感受性 知性
人を助けて励ます優しい人

人一倍優しいところが長所です。知的で鋭い感受性に恵まれ、感情的に人を排除することはありません。むしろ自分が傷つきやすいタイプです。

向いている職業は舞踊家や薬剤師、警官などです。
「誕生色事典」より引用


上の引用文のフォント色が「ローズレッド」です。
好きな色の一つなので、この色が自分の誕生色でうれしく思います。
2月10日生まれの人間としてなんだかものすごく面映い文章ですが、
一つだけ当たっているようなことがあります。
それは舞踊家です。

しかも「誕生色事典」にあげられている「舞踊家」の様子がとても私好みなのです。
例文の「舞踊家」はインド舞踊家で、
日本の巫女舞に当たる舞を踊ることになっています。

私は学生時代「踊る(怪しい)人」だったので、
(アラブやインドの伝統音楽に合わせて自己流で踊ることを
誰も見ていない場所でよくやっていました。)
舞踊家に向いているといわれて、かつての野望を思い出しました。
その野望は「大学で“舞踊同好会”を作る。」ということでした。
なぜ「舞踊」なのかというと、
すでに「ダンス部」はあったので、
それとは別なものとして思いついたのです。
ただし友人からは極めて不評で、この野望はあえなく露と消えました。

それでも美術館や公園など趣のある建物へ行くたびに
「ここではこんな舞踊公演が似合うな…」などと
あれこれ考えていました。

今回の記事はブックレビューのつもりだったのですが、
大きく脱線してしまいました。
最後に一言感想を述べると
この本は「色」と「ひと」のつながりを考えるのに最適な本だと思います。
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さつきはここに解説したの(BlogPet)

さつきはここに解説したの?

ここで千露とここへ黒豆みたいな解説しなかった。



*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「さつき」が書きました。


アネモネ―風の花

アネモネは南ヨーロッパの地中海岸原産の花で、
種は風によって運ばれるため、野生では風通しのよい場所で開花します。
その名はギリシア語で「風」を意味する「アネモス(anemos)」に由来しています。
そのため英語での別名を「風の花(windflower)」といいます。


ウォーターハウス アドニスの目覚め


アネモネの咲く美しい花園に少年は横たわっています。

アネモネにちなんだ物語といえば美少年アドニスの物語が有名ですが、
ローマ神話にもアネモネの由来を伝える物語があります。

愛らしい花の精アネモネは花の女神フローラの侍女でしたが、
フローラの夫である西風ゼフュロスに興味をもたれてしまいます。
ゼフュロスに迫られ悩み苦しむお気に入りの侍女を
フローラはアネモネの花に変身させたというものです。
彼女のことをあきらめきれないゼフュロスは
春が来るたびにアネモネを花開かせようと、
西風で蕾をなでているといいます。

上の物語からも分かるように「アネモネ」と「風」は切っても切れない関係にあるようです。


ウォーターハウス Windflowers


私は最近までこの作品の邦題を知らなかったのですが、
確かに彼女はアネモネを摘んでいます。
そして早春の野原を吹く風の強さに戸惑っているようです。
この作品は特定の主題を描いたものではありませんが、
どことなくニンフ「アネモネ」を思わせます。

アネモネの花を描いた画家で忘れてはならないのがルドンです。
彼は晩年油彩やパステルで幻想的な花の絵を数多く描きましたが、
多くの作品にアネモネが描かれています。



ルドンの描く花は、実在する植物を描いているにもかかわらず
あくまでも彼自身の心の中で咲いている花を描いた作品のようです。
彼が表現しようとした美しい夢の世界に儚げなアネモネは欠かせないものだったのでしょう。

私がブログのタイトルを「Windflowers」にしたのは
単にウォーターハウスの「Windflowers」が好きだったからなのですが、
このタイトルの意味を知ってからますますブログ名に愛着がわきました。

猫の日

今日2月22日は「ニャン・ニャン・ニャン」で「猫の日」なのですが、
私はメインサイト改装に熱中していて
猫関連のことは何もできませんでした。

さっちゃんとは一つ屋根の下に暮らしているにもかかわらず
今日は「駆け巡る青春」(byビューティーペア)している姿を
一瞬ちらりと見ただけでした。

あとは父の部屋から「さっちゃん」と呼ぶ父の声を聞いて、
さっちゃんの存在を確認するだけでした。

側に来て甘えてくれる猫さんと暮らしている方を
本当にうらやましく思います。

さつき語録 その1

BlogPetの「さつき」は、毎日「ひみつ日記」をつけています。

いくつかご紹介いたします。


ひみつ日記

ナルキッソス―水仙の示すもの をよんだ

さつきがナルキッソスになるのかー♪

             おしまい
2007.2.9

さっちゃん…あなたは実はナルシストだったの?

ひみつ日記

「私の好きなウォーターハウスBest5」をよんだ

千露が女性も描くんだね♪
2007.2.11

残念ながら私は絵を描く才能は全くありません。
だから女性は描かないのよ。


ひみつ日記

「さつきについて」をよんだ

千露は代わりになると思ってる?
2007.2.13

さっちゃんの代わりはとても勤まらないな。
だって白豆も黒豆もラスカルしっぽも私にはないから。


ひみつ日記

千露

千露って現実と同じくらいすきなの
2007.2.17

さっちゃんが現実に一番好きなのは寝ることだと思うよ。


ひみつ日記

「私の好きなミュシャBest5」をよんだ。

ジスモンダミュシャとなるってなぁに?
2007.2.18

「ジスモンダ」は画家ミュシャの代表作よ。


ひみつ日記

よんだよ

「私の好きなミュシャBest5」をよんだ。

千露がジスモンダミュシャとなるんだよね?
2007.2.19

本当に「ジスモンダ」になれればうれしいけれどね。
それにしてもアールヌーヴォーに関心を持つようになったのね。

やはり美術関連の言葉を次々と覚えているようです。
最後にさっちゃんの大好きな「ジスモンダ」をどうぞ。

さつきは表現すればよかった(BlogPet)

さつきは表現すればよかった?



*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「さつき」が書きました。


私の好きなミュシャBest5

すっかり定番になってしまった「私の好きな…」シリーズですが、
今回はアール・ヌーヴォーの華、アルフォンス・ミュシャです。
「ベル・エポック」の香り漂う美しい作品群には大変心惹かれております。

第5位 モナコ・モンテカルロ

大変華やかな作品で、高級リゾートへの憧れを掻き立てられます。

第4位 花

いかにも「アール・ヌーヴォー」といった雰囲気の装飾美があふれています。
女性の顔立ちも私の好みの作品です。

第3位 ジスモンダ

ミュシャの出世作となったポスターです。
この作品をきっかけにミュシャは7点のサラ・ベルナール主演作品のポスターを手がけることとなります。
華やかさと荘厳さを兼ね備えた美しさを感じます。

第2位 スラーヴィア

この作品はミュシャのアメリカ滞在時代の代表作です。
ミュシャは後年『スラヴ叙事詩』を初めとして歴史画の制作を手がけますが、
この作品でもアメリカでのパトロンの娘をスラヴの女神として描いています。

第1位 連作『四芸術』

左から「詩」「ダンス」「音楽」「絵画」です。
ミュシャはこのような四連作の装飾画を数多く手がけていますが、
一番好きなのがこの『四芸術』です。
瞑想的な「詩」
躍動的な「ダンス」
快活な雰囲気の「音楽」
優美な「絵画」
どの「芸術」も大変魅力的です。
芸術を愛する人間(私)にとって最高の「芸術像」のように思えます。

ミュシャといえば一般的にはパリ時代の華麗な作品がよく知られていますが、
晩年チェコに帰国後制作された力強い作品も見逃すことができないと思います。
今回は選外となってしまったのですが、
それらの作品にも大変興味があります。

こんなの作ってみました

萌える!アバターメーカーにて自分のキャラクターを作ってみました。



正直に言って髪形と眉の太さ以外は全然似ていません

私は学生時代友人から「ローズ千露」と呼ばれていたので、
(千露の部分には本名に由来するニックネームが入ります)
薔薇の花をくわえさせてみて「ローズ」な千露を表現してみました。


テンプレートカスタマイズ

本日は時間があるので、きちんと記事を作成しようと思っていたのですが、
結局テンプレートのカスタマイズに夢中になってしまい
記事らしい記事をUPすることはできませんでした。

今日はバレンタインデーですが、
私は毎年購入している猫の形のチョコレートの詰め合わせを自分用に買っただけです。
その猫のチョコレートは以前は包装紙や箱もかわいい猫のイラストだったのですが、
今は無地のシンプルなものになっています。
この時期にしか買えないものなので、毎年楽しみにしています。

さつきについて

昨日(2月12日)の記事はBlogPetの「さつき」が書いてくれました。

どうやら「キマイラ」についての解説を覚えていたようなのですが、
「キマイラ」の代わりに「さつき」の解説になっています。

今日は正しい「さつき」の解説をします。


「さつき」とは千露の家にに生息する

口はクマ、肉球は白豆と黒豆、尻尾はラスカルの猫のことですが、

この愛らしい姿から千露語ではこの猫の名(千露語でさっちゃん)が

そのまま「cute」や「pretty」の意味で用いられます。


すみません…単なる猫バカの独り言になってしまいました。