FC2ブログ

Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2007年02月の記事

私の好きなフェルメールBest5

本日は17世紀オランダを代表する画家フェルメールの作品の中で好きなものを選びたいと思います。

フェルメールは生涯に残した作品が三十数点ということもあり

5つに絞り込むのが結構大変でしたが、

直感で好きな作品を選んでみました。


私がフェルメールに興味を持つようになったのは

学生時代にオランダ史のゼミにいた友人の影響です。

そのときフェルメールという画家の存在を初めて知りました。

その後国内で開催されたフェルメール関連の展覧会で実際の作品を見ていくうち

独特の作品世界に引き込まれていったのです。


第5位 天秤を持つ女


vermeer2.jpg


いわゆる「典型的フェルメール作品」の世界からはやや遠い印象を受けますが、

静寂の支配する瞑想的な室内空間にとても惹かれます。

ただ天秤を持っているだけの女性が、まるで運命をつかさどる女神のようにも見えます。


第4位 絵画芸術の寓意


vermeer0012.jpg


画家のアトリエを舞台にした演劇を見ているような気になる作品です。

この作品はフェルメールのものとしては大きなもので

彼の死後も家族が手放そうとしなかったことから見て、

フェルメールにとって非常に重要な作品だったと思われます。


第3位 デルフトの眺望


ve06.jpg


大気の重さ、川の流れまでも感じ取れるような作品です。

彼はこの作品も含めて2点しか風景画を描いていませんが、

風俗画だけではなく優れた風景画家でもあったことがよくわかります。

もしフェルメールが田園風景を描いていたらどんな作品になっていたのか興味があります。


第2位 青衣の女


vermeer3.jpg


青と白を基調とした色彩と画面全体を包み込む柔らかな光が

この作品を優しい雰囲気にしていると思います。

極めてシンプルな画面構成でありながら

高い完成度を見せている作品です。


第一位 青いターバンの少女


vermeer6.jpg


スポットライトを当てたような光の様子

少女が振り返った瞬間を切り取ったような画面など見事としかいいようがありません。

彼女は決して絶世の美女ではありませんが

丹念に描き出された瞳や肌の美しさは印象に残ります。


スポンサーサイト