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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2007年04月の記事

都の桜その1―平安神宮

私が京都へ行くのはほとんどが展覧会を見るのが目的のため、
平安神宮周辺へは必ず毎回行きます。
しかし平安神宮を訪れたのは約十年ぶりです。

今回はちょうど桜のシーズンに京都を旅行することとなったので、
平安神宮神苑をぜひ見ようと思い立ちました。




平安神宮には様々な種類の桜が植えられていますが、
中でも名高いのが紅枝垂桜です。
私が行った4月13日にはちょうど見ごろでした。



平安神宮の紅枝垂桜は1895年に仙台市長より寄贈されたものですが、
もともとは近衛家に伝来した「糸桜」を津軽藩主が持ち帰り育てたもので、
それが再び京都へ戻ったことから「里帰り桜」とも呼ばれます。
この紅枝垂桜は谷崎潤一郎『細雪』にも登場し、
谷崎自身がこよなく愛した花としても知られています。



神苑には紅枝垂桜のほかにも様々な桜があります。
ソメイヨシノはやや盛りを過ぎていましたが、
池に向かって枝を伸ばした姿はとても美しいものです。



池のほとりの紅枝垂桜の美しさは
私のつたない言葉と写真ではとても表現できません。
ぜひ桜の季節に平安神宮神苑を訪れてみてください。


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