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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2007年07月の記事

わくわくどきどき江戸の絵画

福山にはペルジーノ展をメインに見に行ったのですが、
ふくやま美術館に隣接する広島県立歴史博物館にも立ち寄りました。

常設展のほかに、現在は夏休み企画として
「わくわくどきどき江戸の絵画」が開催されています。

第1章 江戸の絵画マメ知識
江戸時代、絵画はどのような形で人々に楽しまれたかをテーマにしています。
絵巻から、色紙を綴じた画帖、冊子となった草紙に描かれた物語画や
美しい四季の花々を描いた屏風などが紹介されています。
四季折々の花が本当に美しく描かれた屏風です。

第2章 稲生物怪録の世界
広島県三次市に伝わる怪談「稲生物怪録」の絵巻を中心に
妖怪図や幽霊図が紹介されています。
「稲生物怪録」については以下のサイトで詳しく紹介されています。
物怪プロジェクト三次
恐ろしい百鬼夜行の世界のはずなのですが、
物怪たちの姿はどことなくユーモラスに描かれています。
そしてこの怪談の主人公は実在の人物であるというところも興味深いところです。
幽霊図は他の作品とは幕で仕切った薄暗い空間に展示されていました。
脚のない幽霊は応挙によって確立されたとされていますが、
どこか幽玄な面持ちの応挙の幽霊と異なり、
今回展示されている作者不詳の幽霊は実に恐ろしい形相をしています。

第3章 動物画の世界
江戸時代後期に好まれた写生画のテーマとして動物が描かれました。
美しい白鷹や本物のような猿など見ていて面白いものばかりです。

第4章 浮世絵の世界
役者絵や東海道五十三次や江戸名所といった定番の作品から、
福山や鞆の浦といった地元を題材にした作品まで幅広く紹介されています。
浮世絵を押し縮めた「ちりめん絵」が楽しかったです。

展示作品数は決して多いものではありませんが、
江戸絵画の楽しさ、面白みがよく伝わってくる内容だと思います。
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ー(BlogPet)

きょうさつきは千露は同行ー!

*このエントリは、ブログペットの「さつき」が書きました。

感想をまとめなくては・・・

ペルジーノ展の感動が薄れないうちに感想を記事にしたいのですが、
多忙と暑さのため、記事作成は2,3日後になりそうです。

今回は久しぶりに図録を買いました。
薄手の本だったので、持って帰るのにも手ごろでした。
ただし家人には内緒です。

ペルジーノ展は西日本では福山のみの開催のようです。
一般に東京と西日本の2箇所での展覧会の場合
大阪・京都・神戸のいずれかで開催されることが多いのですが、
今回福山だったので、私としては見に行きやすかったです。

美術館には各地で開催中の展覧会のポスターやチラシが掲示してありますが、
その中で興味のあるものを見つけてしまいました。
 特別展「ヴェネツィア絵画のきらめき-栄光のルネサンスから華麗なる18世紀へ」
 大分市美術館 7月14日(土)~8月27日(月)

ティツィアーノの『サロメ』も展示されるようです。
大分であれば広島や岡山よりもずっと近く、
交通費もかからないので、是非行ってみたい思っています。
ついでに「うみたまご」も見てきたいです。
ただ、先立つものと天候がどうなるか(これから台風シーズンになるので)気になるところです。

満喫してきました

先ほど福山から帰ってきました。
暑い一日でしたが、色々と楽しんできました。
詳しい感想は明日以降UPしたいと思います。

出かけてきます

明日は久々に遠出をします。
福山にペルジーノ展をを見に行きます。
隣接する広島県立歴史博物館で開催されている展覧会も
面白そうなので見る予定です。

炎天下の外出(特に遠距離の)は控えるようにしているのですが、
展覧会はそのときを逃すと見られなくなってしまうので、
暑さにも寒さにも負けず出かけることにしています。

隣町の尾道には招き猫美術館があって、
可愛い猫の小梅ちゃんがいるのですが、
今回は福山でのんびりする予定です。
尾道では今後「大正シック展」が秋以降に開催されるようなので、
そのときゆっくりと小梅ちゃんにも会いに行きたいです。

カラオケに行ってきました

母と母の友人の3人で本当に久しぶりにカラオケに行きました。
私はカラオケは大好きなのですが、
最近はなかなか行く機会がなかったのです。

母は若い頃いわゆる「歌声喫茶」によく通っていたそうです。
そういったところで色々な歌を覚えたそうです。

私は根っからのカラオケ世代なので、
歌う場所といえばカラオケボックスという人間です。
家で歌うこともたまにありますが、
やはり聞かれると恥ずかしいです。

今回歌ったのは
 涙そうそう
 ハナミズキ
 千年の古都
 異邦人(これはカラオケに行ったら必ず歌います友人に「千露のテーマ」と言われました。)
 地上の星
 赤いスイートピー
です。
我ながら統一感のない選曲だと思います。

今回はいわゆる懐メロやアニメソングは歌いませんでしたが、
そういった歌も大好きです。
同世代の友人とカラオケに行くときには
今時のJ-POPも歌うのですが、
今回は同行者(親の世代)でも分かりやすそうな選曲にしました。

一度是非やってみたいのが「一人カラオケ」ですが、
なかなかその勇気が出ません。

夏祭りのお土産は

祭り三日目にしてようやく祭りらしさを味わいに出かけました。
昨日までは仕事が遅番勤務だったので、見に行く時間がなかったのです。

神社まで出かけ、屋台の立ち並ぶ中を歩き、
打ち上げ花火や神輿を見て、ようやく祭りだと実感しておりました。
ただし神社まで行く途中の中心街はすでに後片付けを始めており
「祭りの後」となっていました。

色々な出店がありましたが、結局何も買っていません。
おそらく一人で祭り見物に行った人は極少数だと思っています。

普段私はスニーカーもしくはウォーキング向けのサンダルしか履かないのですが、
今日はお気に入りのミュールを履いてみました。
すると案の定水ぶくれができてしまいました。

祭り土産は足の水ぶくれという結果となってしまいましたが、
祭り情緒を味合うことができただけでもよかったと思います。

夏祭り

昨日から地元の夏祭りが始まっていますが、
私は仕事のため全く見に行っていません。
唯一魔よけの練り物が自宅までやってきただけです。

祭りは明日まで続きます。
明日は夕方で仕事が終わるので打ち上げ花火を見る予定です。

玉屋~鍵屋~

夏といえば打ち上げ花火、
打ち上げ花火といえば「玉屋~ 鍵屋~」の掛け声ですね。

かつてわが家には「タマ」という猫がいました。



タマのしっぽはカギしっぽだったため
うちではタマに対して
「タマや~ しっぽカギや~」と呼びかけ、
お祭りの花火を見るときでも
「タマや~ しっぽカギや~」と言っていました。

タマはわが家の猫の中でも最も人間好きな猫で、
また多くの人から愛された猫でした。

今後取り上げてみたい美術の話題

久しぶりに美術の話題をUPしようかと思い
あれこれ資料を探っていたのですが、
結局UPできませんでした。

自分を奮い立たせるためにも
今後取り上げてみたい話題についてリストアップしておきます。

 美少女を題材にした絵画
このテーマについては資料集めはおおむね完了しています。
後は紹介する文章を考えなくてはいけませんが、
そのことに時間がかかっております。

 女性画家とその作品
Rosariumにて「女性画家」のページを作っておりますが、
最近はほとんど更新しておりません。
ブログにて取り上げれば更新しやすいかと思案しております。

 妖精の世界
妖精をテーマにした作品は魅力的なものが多いので、
ぜひ取り上げてみたい題材です。

 薔薇を描いた作品
「ローズ千露」としてやってみたいテーマです。

しかし、思いつきで更新するので、
思わぬテーマが浮かんでくるかもしれません。