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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2008年03月の記事

ギリシア神話検定

lapis様のところで面白い検定を発見したので
早速やってみました。

ギリシア神話検定

千露さんのギリシア神話検定は、 88 点です。


ランク: A (A~E)

偏差値: 68.4

順位: 161位 (3,582人中)

総評
たいへんよくできました。そこいらの欧米人より詳しいかもしれません。ギリシア神話に精通していると言ってもよいでしょう。


千露さんのラッキーアイテム:

銀の弓

私は小学生の頃星座に興味を持って、そこでギリシア神話に出会いました。
母が「紀元前」の物語(古代エジプトや旧約聖書の物語など)が好きなこともあって、
この手の物語に大変親しんで育ちました。

これは私が大人になってからの話ですが、
母はマンガ ギリシア神話 里中 満智子:著 がどうしても読みたくて
市立図書館にリクエストしたのですが、
図書館では学習漫画以外は購入しないとの方針のため、
結局自分で書店に注文して全8巻をハードカバーで揃えました。
(私ではなく母が買ったものです)

ラッキーアイテムの「銀の弓」について調べてみましたが、
女神アテナの持物であることが分かりました。
美しく賢く勇ましいアテナ女神に遠く及ばない人間の私ですが、
このアイテムに恥じない者に近づきたいです。



クリムト『パラス・アテナ』です。
古典絵画に登場する美しい処女神としてのアテナというよりも
猛々しく人の運命を支配する「ファム・ファタル」としてのアテナのようです。
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フローラ vol.4―女神の肖像


ナティエ フローラに扮したマリー・アデライード 1742


ルイ15世時代の宮廷肖像画家として活躍したナティエの代表作です。
彼は上の作品のように宮廷の貴婦人を
ギリシア・ローマ神話の女神やニンフに見立てた
「神話的肖像画」を数多く描き、大いにもてはやされました。
ここでフローラに扮しているのはルイ15世の王女の一人です。
実際のマリー・アデライードは格別な美女ではなかったようですが、
この作品では実に優雅に美しく描かれています。

ルネサンス時代には「フローラ」は
高級娼婦を描くための口実としての一面がありましたが、
後にそれは薄れ、貴婦人や画家の妻・恋人を描くために
「花の女神」の姿が用いられるようになりました。


17世紀スペインの画家の作品で、
貴婦人をフローラに見立てたものとしては早い例です。
花に囲まれた宮廷の礼装をした貴婦人が従者に花を捧げられています。


レンブラントが妻サスキアをフローラとして描いた作品です。
新婚間もない頃に描かれたもので、
彼女のポーズには子宝に恵まれることを願う意味がこめられています。


こちらもレンブラントの作品ですが、
上の少女のような面持ちのフローラに対し、
堂々たる貫禄を見せる姿はまさに豊饒の女神にふさわしいものです。

マリー・アントワネットの肖像画家として名高いヴィジェ=ルブランの作品です。
古典的な衣裳を身につけ、花かごを頭上に掲げる乙女の姿は非常に優雅です。



18世紀ヴェネツィアの女性画家カリエラの『フローラ』です。
彼女はパステルによる肖像画を得意とし、これも女神に見立てた肖像画と思われます。
胸を露わにするポーズはルネサンス時代の「フローラ」を思わせますが、
妖精のように軽やかな雰囲気はロココならではといえるでしょう。

バロック・ロココ時代に数多く描かれた「見立て肖像画」は
19世紀に入ると廃れていきます。
「女神のような」貴婦人たちの時代にぴったりと沿ったのが「フローラの肖像」だったのでしょう。