第54回 萬翠荘バラ展

萬翠荘は旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵が別邸として
1922(大正11)年に建てたものです。
現在は愛媛県美術館分館として用いられており、
2階では郷土の芸術家の作品の企画展示が行われ、
1階は貸し展示室として各種イベントに使用されています。
萬翠荘バラ展は1956(昭和31)年より愛媛県と愛媛バラ会の主催で開催されています。
例年5月に行われるのですが、
今年は萬翠荘の改修工事のため、10月29日~11月3日の日程で開催されました。
私はバラ展を見るのは3回目でしたが、
春のバラ展ではオールドローズが比較的多く展示されていたのに対し、
秋はモダンローズ中心となっていました。
しかしローズヒップなど春には見ることの出来ないものも見られました。
バラ会会員の方々が丹精こめて作られたバラはどれも実に美しく、
目の喜びとはまさにこのことだという気持ちになります。

屋内展示の様子です。
色とりどりの切花やアレンジが展示され、
部屋中に甘い香りが漂っています。
マントルピースなどのあるクラシカルな空間とバラの花がマッチしています。

こういうカップ咲きのクラシカルな花が好きです。

屋外にも鉢植えが各種展示されています。
今年は秋のためつるバラが無いのですが、
つるバラが展示されるときはもっと見事です。

バラの品種名はどれも素敵なものばかりなのですが、
今回花を見るのに夢中になってしまい、
品種名をメモすることをすっかり忘れていました。
他にもたくさん写真を撮っているので、
そちらはHPのほうにUPしたいと思います。
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