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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2008年11月の記事

古代エジプト 女王・王妃歴代誌



古代エジプト 女王・王妃歴代誌 ジョイス・ティルディスレイ 月森 左知:訳
先日松山の書店で見かけて、即決で購入した本です。

本書の帯に「183人の女王・王妃を完全収録」とあるのですが、
ハトシェプスト、ネフェルティティ、ネフェルタリといった
誰もが名前を聞いたことのあるような人物はもちろん、
その名がヒエログリフに一行刻まれているのみの王妃についても記述され、
エジプトを最初に統一した王の妃から、
最後のエジプト女王クレオパトラ7世まで
すべての女王・王妃を網羅しています。

古代エジプトの社会は他の古代文明と比較して女性の社会的地位が高く
法律上様々な権利が男性と同等に認められていました。
「王の妻」「王の娘」「王の母」などの王族の女性は
王家において重要な役割を果たしていたのです。

私は自他共に認める古代エジプト好きだと思っていますが、
ここに登場する王妃たちの名前は今回初めて知ったものがほとんどです。
また有名な女王・王妃についてもこれまで知らなかった多くのことを知ることが出来ました。
大変興味深い一冊だと思います。

上の画像はウォーターハウス『クレオパトラ』です。
可憐な乙女像を多く描いたウォーターハウスですが、
初期のこの作品では威厳ある大人の女性を描いています。
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