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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2008年12月の記事

あなたを主人公にした本

どうしてもブログのネタが思い浮かばなかったので、
ネット上の占いに頼ってみることにしました。

あなたを主人公にした本
名前を入れると本のタイトルが現れます。
「千露」が主人公の本のタイトルは
人は見た目が千露でした。
これは「人は見た目ではない」という人生案内みたいな本のようです。

「さつき」が主人公の本は
さつきの壁
さっちゃんのように自由に伸びやかに生きるためには
「可愛らしさ」という高い壁をクリアしないといけないということを教えてくれる本だと思います。

「金太郎」が主人公の本は
路傍の金太郎
金さんのイメージだとグルメ本かプレイガイドが出てくるかと思ったのですが、
意外にも純文学の主人公になったようです。
金さんは「見た目」は美男子ですが、
中身は全く違うので、純文学は大丈夫かな?と思います。
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よいお年を

いつもWindflowersをご訪問頂き、ありがとうございます。
この一年ブログを通じて様々な交流を持たせていただき、
誠に感謝いたしております。

来る2009年が皆様にとってよい年でありますよう
心よりお祈り申し上げます。




スイーツ成分占い

面白そうな成分解析占いがあったのでやってみました。
スイーツ成分占い

千露さんの結果は・・・


千露さんの58%はシロノワールで出来ています
千露さんの15%はビターチョコレートで出来ています
千露さんの12%はマカロンで出来ています
千露さんの10%は白い恋人で出来ています
千露さんの2%はバウムクーヘンで出来ています
千露さんの2%はわらびもちで出来ています
千露さんの1%は豆大福で出来ています


一番多い成分の「シロノワール」がどんなお菓子か分からなかったので検索してみました。
大阪の珈琲店で出されているものでかなりこってり系のもののようですね。

二番目がビターチョコレートですが、私はチョコはミルクよりビター派です。
ただし以前カカオ99%のチョコレートを食べたことがありますが、
さすがにあれはきつかったです。

三番目のマカロンは最近話題になっているので、
どうしても食べてみたくて一度買ったことがあるのですが、
どちらかといえば観賞用のお菓子かな?という気がします。

「白い恋人」北海道土産の菓子ならトラピスト修道院のクッキーのほうが好きです。

最後のほうが「わらびもち」「豆大福」と和菓子になっているのが
なんだか私自身を表しているようです。

永遠に未完成

ここ最近すっかりブログが主になってしまい、
メインサイトの更新がほとんど出来ていない状態です。

展覧会覚書のコーナーは2006年分までで停止しており、
世紀末用語集も最近はほとんど手をつけていません。

「永遠に未完成」という、
まるで某巨大テーマパークのような様相を呈しているのが
私のHPの現状です。

来る2009年はそうした箇所も少しずつでいいので更新していけたらと思っています。

BSラジオ?

私の部屋の隣は父の部屋なのですが、
古い日本家屋なので壁の代わりに開かずの襖で隔てられて入るだけです。
しかし、昔は二間続きにして使うことも出来たのですが、
今は各部屋とも襖側に本棚などを置いているため
完全に分離されています。

父はテレビっ子なので部屋にいるときはたいていテレビをつけています。
父のテレビはわが家で唯一BSデジタルを受信できる仕様で、
地上波のテレビがつまらないときにはBSを見ているようです。
以前は母や私も映画や舞台中継などを録画してもらっていたのですが、
最近はあまりそれもしていません。

タイトルの「BSラジオ」は私の部屋に聞こえてくるBS放送の音のことです。
面白そうな内容の時には隣の音を注意深く聞いています。
今日も午後7時から最初は地上波放送をかけていたようなのですが、
どうもあまり面白いものをやっていなかったらしく、
民放BSデジタルの海外ドキュメンタリー番組(歴史関連)に変えていました。
私は地理歴史又は美術関連のドキュメンタリー番組が大好きなのですが、
地上波ではめったにこういう番組は放送しないので、
今日の放送には熱心に耳を傾けました。

クリスマス特集(BlogPet)

千露の「クリスマス特集」のまねしてかいてみるね

MySweetRoseクリスマス特集として、奏楽のクリスマスバージョンと様々な降誕図を紹介しています。

*このエントリは、ブログペットの「さつき」が書きました。

クリスマス特集


My Sweet Rose クリスマス特集

現在クリスマス特集として、
奏楽の天使のクリスマスバージョンと
様々な降誕図を紹介しています。
25日までブログより直接リンクをつないでいます。

A Dream of Christmas


ジョージ・ヒッチコック  A Dream of Christmas

雪深い森の中で天を仰ぎ祈る女性の姿が印象的な作品です。

19世紀後半から20世紀初頭に活動した画家ジョージ・ヒッチコックは
アメリカ人ですがヨーロッパ写実主義の影響を受け、
後にオランダに定住して創作活動を行いました。
彼の作品は一見ありふれた日常を描いているように見えますが、
そこにはある種の象徴性がこめられています。

「クリスマス」を題材にした作品というと現代では華やかなものをイメージしますが、
この作品からは厳かに神の御子の生誕を祝するという
本来の降誕節の意味が伝わってくるようです。

2008心に残る絵画

2008年も残すところあと1週間余りとなりました。
今年展覧会で見た作品の中で特に印象的なものをご紹介します。


ボッティチェリ 聖母子と天使
ボッティチェリの初期の作品です。
全盛期の流麗な美に至る以前の素朴な美しさを感じます。


モロー デリラ
東洋的な官能美を画面全体から感じる作品です。


フェルメール 小路
現実世界を描きながら、なんとなく異次元空間を感じさせる作品だと思います。


ミレイ マリアナ
鮮やかな色彩美に心惹かれた作品です。
それまであまり興味の無かった『マリアナ』という題材の魅力を知りました。


ベラスケス 薔薇色の衣裳のマルガリータ王女
愛らしいマルガリータ王女像はどの作品も大変魅力的です。
これでベラスケス描く5点のマルガリータ像のうち4点を見たことになります。
私があと見ていないのはプラド美術館所蔵のマルガリータ像だけです。

山口華楊 秋晴
こちらを見つめる黒猫の魅力にノックアウトされました。

来る2009年も様々な作品との出会いが楽しみです。

母性の天使

待降節の期間に数々の天使をご紹介してきましたが、
本日で一区切りつけようと思います。

最後は私の一番好きな「天使」を取り上げます。
「一番」といいながら二点あるのですが、
この二つはどうしてもどちらか一つを選ぶことが出来ません。


セガンティーニ 生命の天使 1894-95頃

『生命の天使』では「母性」が天使の姿で表現されています。
彼女には翼はありませんが、その慈愛に満ちた気高い表情は
彼女がこの世ならぬ存在であることを示しているようです。


ロバート・ヒューズ 夜と星の列車 1912

天使の姿をした「夜(ニュクス)」が死せる幼子の魂を抱いています。
ニュクスはタナトス(死)とヒュプノス(眠り)の母であり、
幼子は「母」の懐で永遠の眠りについているのでしょう。

「生」と「死」という対極の主題を描いたこちらの二点ですが、
どちらに登場するのも「母性」を象徴する天使であるいうことに今回気づきました。
この「母性」は生命を生み出す「自然の摂理」そのものに繋がっていくように思えます。
すべての生命は「母」から生まれ、やがて「母」のもとへ帰ってゆくということが
二つの作品から感じ取れます。