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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2009年05月の記事

ルドゥーテの薔薇 vol.9


ロサ・インディカ・ウルガーリス

現在ではオールド・ブラッシュと呼ばれている品種です。
アイルランド民謡The last rose of summer(夏の名残のバラ)に歌われているのはこのバラといわれています。

18世紀末から19世紀初頭にかけて中国産のバラ(チャイナ・ローズ)が
ヨーロッパにもたらされました。
チャイナ・ローズの最大の特色は四季咲き性を持つところです。
それまでヨーロッパで栽培されていたバラはオータム・ダマスクなどを除くと
ほとんど春から初夏だけの一季咲きでした。

ルドゥーテは18種類のチャイナ・ローズを描いています。
現在では「ロサ・キネンシス」(中国のバラ)という学名で呼ばれていますが、
当時インドを経由してヨーロッパへもたらされたため「ロサ・インディカ」(インドのバラ)と呼ばれました。


ロサ・インディカ

現在スレイターズ・クリムソン・チャイナと呼ばれている品種です。
クリムソンの名にふさわしい深紅のバラです。

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