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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2009年06月の記事

バラの名前 vol.2 ファンタン・ラトゥール




5月15日撮影

ファンタン・ラトゥールはたくさんの花弁を持つケンティフォリア・ローズです。
強い芳香を持つバラで、近づくとこれぞ「薔薇の香り」という香りがします。

「ファンタン・ラトゥール」の名前は
19世紀後半のフランスの画家アンリ・ファンタン=ラトゥールに由来します。
ファンタン=ラトゥールはバラを描いた作品を数多く残しています。


「ファンタン・ラトゥール」に近い雰囲気のバラが描かれています。


剣弁高芯咲きのいわゆる「モダン・ローズ」が描かれています。
ファンタン=ラトゥールが活躍した時代、
ヨーロッパ産のバラと東洋産のバラとの交配が進み、
多くの新しいバラが生み出されました。
花びらの先が尖り、花の中心が高くなる剣弁高芯咲きは
チャイナ・ローズが持つ特質です。


ヨーロッパ産のバラの色は白・ピンク・赤紫で、
黄色いバラはイラン産の原種との交配によって生まれました。

ファンタン=ラトゥールの名を持つバラはいわゆるオールド・ローズですが、
ファンタン=ラトゥール自身は様々な新しいバラを描いていたようです。
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