Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

2010年04月の記事

本棚を覗くと (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 本棚を覗くと
「小説と実用書とマンガ、どれが一番多いですか?」
基本的に小説は図書館で借りて読むので、本棚にあるのは大半がマンガと実用書です。

私の持っているマンガは「猫もの」「歴史もの」「エッセイコミック」の3ジャンルが大半を占めています。
本棚をパッと見ると『綿の国星』『みかん・絵日記』『チーズ・スイート・ホーム』『ねこめーわく』『ゆず』『小さなお茶会』『ゾッチャの日常』…分かる方には分かると思いますが、すべて猫の登場する話です。
猫の登場するマンガはファンタジーからエッセイまで色々読みます。

「実用書」に入るかどうか微妙ですが、寝室の本棚の大半は猫写真集や猫エッセイと美術・歴史関連の軽めの本です。
専門性の高い本は2階の自室に置いています。

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オルセー美術館展(BlogPet)

千露の「オルセー美術館展」のまねしてかいてみるね

オルセー美術館展パリのボンボニエール(特に小型で浮世絵風のプライベート空間ですがどことなくユーモラスです。
オルセー美術館この展覧会で浮世絵風の高級産業とはいかにもアール・写真など95件147点展示した地下鉄のは過剰な印象です。

*このエントリは、ブログペットの「さつき」が書きました。

オルセー美術館展

オルセー美術館展 パリのアール・ヌーヴォー―19世紀の華麗な技と工芸―
4月7日~6月14日 広島県立美術館

この展覧会はオルセー美術館のアール・ヌーヴォー・コレクションから
工芸品を中心に絵画・写真など95件147点を展示しています。

オルセー美術館といえば日本では「印象派の殿堂」のイメージが強く、
「オルセー美術館展」といえば印象派を中心としたものがほとんどでしたが
今回はアール・ヌーヴォーに主体を置いた展覧会となっています。

一般に展覧会の展示法は時代ごと、あるいはジャンルごとが主流ですが、
この展覧会ではサロン、ダイニング・ルーム、書斎、貴婦人の部屋と
それぞれのイメージでまとめるという展示が行われています。
まるで19世紀末パリの邸宅を訪問するかのような雰囲気が味わえました。

第1章 サロン
まず来客(展覧会観覧者)はサロン(応接間)に通されます。
スペード・ハート・ダイヤ・クラブのトランプにちなんだ装飾がなされたゲームテーブルや
葦と蜻蛉のフロア・スタンドが出迎えてくれます。
部屋にはモーリス・ドニの『訪問』(世田谷美術館所蔵)や
アンリ・リヴィエール『エッフェル塔三十六景』が飾られています。
『エッフェル塔三十六景』は『富嶽三十六景』にインスパイアされたもので
浮世絵風の表現がモダンな印象です。

第2章 ダイニング・ルーム
サロンで打ち解けあった来客はダイニング・ルームに通され、
食事をともにしながら交流を深めます。
ペロル兄弟社製のダイニングセットは流麗なデザインで、
かつ華美に偏らず落ち着いた雰囲気です。
植物がそのまま銀になったかのようなカトラリーはいかにもアール・ヌーヴォーという感じがします。
こちらにも『エッフェル塔三十六景』の一部が飾られています。

第3章 書斎
書斎は邸宅の主のプライベート空間です。
蘭をモチーフにした書斎机はところどころ塗装がはがれており、
これが実用品として作られたものであることを明らかにしています。
インク壷や花瓶など主の趣味を反映する工芸品が書斎には飾られました。

第4章 エクトル・ギマール
エクトル・ギマールは19世紀末パリを代表する建築家で
パリ万博にあわせて開通した地下鉄の入口のデザインで知られています。
ここでは彼のデザインによる天井灯やシャンデリアの実物やデザイン画が展示されています。

第5章 貴婦人の部屋
ブドワール(boudoir:化粧室)と呼ばれた女性のプライベート空間です。
ガレによる婦人用机は優美な装飾が施されていますが、足元のカエルがどことなくユーモラスです。
バスタールの扇子“孔雀”は螺鈿彫刻の孔雀が世紀末的な美しさで印象に残りました。
もう一つの扇子“大麦”もシンプルなデザインでありながらとても洗練されたものです。
ラリックの飾りピン“芥子”は実用ではなく観賞用として作られたもので大輪の芥子の花がインパクトあります。
色は付いていませんが、これに色をつけるならばヒマラヤの青い芥子の色がぴったりだと感じました。

第6章 サラ・ベルナール
サラ・ベルナールはアール・ヌーヴォーのミューズと呼べる存在です。
彼女が使用していたとされる椅子“昼と夜”は過剰なまでの装飾とどっしりした存在感で、「世紀末の女王」の玉座といった趣です。
ミュシャによるサラ主演の舞台のポスターも数点展示されていました。

第7章 パリの高級産業
19世紀末は機械化による大量生産が主流になっていく一方
伝統に培われた手工業が高級産業となって行きました。
ここでは七宝・陶芸・金工が展示されています。
七宝の花瓶“オルフェウス”はモロー晩年の作品『エウリュディケの墓の前のオルフェウス』をモチーフにしたものです。
モローの絵画作品(特に小型で細密なもの)は、まるで宝飾品のようなのですが、
それをそのまま七宝で形作ってしまったのが“オルフェウス”だと思いました。
さくらんぼ模様のボンボニエール(ボンボン入れ)は大変愛らしく、こんなものを手元に置いておきたいと感じました。

特別展示 -ウッドワン美術館所蔵― アール・ヌーヴォーのガラス
ウッドワン美術館は広島県廿日市市にあり、マイセン磁器を始めアール・ヌーヴォーのガラス工芸のコレクションで知られています。
こちらの展示は広島会場限定のもので、ガレやドーム兄弟による花瓶やランプが展示されていました。
透明感のあるものからガラスとは思えない重厚なものまで、様々な作品が展示されていましたが、
一番印象に残ったのはドーム兄弟の睡蓮型三燈ランプです。
鮮やかな色合いと流れるような形態がとても美しいものでした。

今回の展覧会は絵画作品は少なかったのですが、
「アール・ヌーヴォー」が総合芸術であるということを再認識しました。
世紀末パリの空気を体感できる展覧会だと思います。

花のまわりみち

第20回 花のまわりみち ―八重桜イン広島― 造幣局広島支局

こちらの桜は大阪の造幣局から昭和42年以降順次移植してきたもので、
平成3年(1991年)より「花のまわりみち」として一般公開されています。
今年は59品種240本の桜を見ることが出来ました。

広島造幣局は佐伯区五日市にあり、
造幣局のある通りは通称「コイン通り」と呼ばれています。

五日市へ行ったのは今回が初めてなのですが、
広島港(南区宇品)からはとても遠かったです。

宇品から五日市へ乗り換えなしで行ける交通手段はないため
まず市内電車で西広島(己斐)へ向かいます。
この間約1時間弱かかります。
広島電鉄の運転士はお年寄りの降車の際手を添えて補助をしていたのが印象的でした。
今まで色々なところで電車に乗ってきましたが、
そういう姿を見たのは初めてです。

西広島で宮島口行きの電車に乗り換えます。
広島電鉄は市内は路面電車ですが、西広島-宮島口間は専用軌道を走ります。
専用軌道を走る電車に乗ると、「郊外へ行く」という趣が強まります。

五日市駅からはシャトルバスで造幣局へ向かいます。
造幣局のあるコイン通りは賑やかな商店街で、
「花のまわりみち」関連のセールやイベントが行われていました。
ペットショップでワゴンセール(犬や猫のおやつの販売)もありました。
造幣局へ到着したのは広島港を出発して約2時間後でした。

広島では「通り抜け」ではなく造幣局の敷地内の庭園を回ります。
なので同じ場所を何度でも見ることが出来ます。
桜は大阪同様八重桜がメインで、一番多い品種「関山」は45本あります。
色とりどりの桜を眺めるひと時は本当に幸せなものでした。

造幣局から五日市駅まで歩いて戻ろうと思い、バスで来た道をひたすら歩きました。
駅への標識も全く見えず、また通行人にも誰一人会わなかったので
(車の通行量はそこそこありました)
本当にこの道を歩いたのでいいのか次第に不安になってきましたが、
確かにこの方向だという野性のカンがどこかで働いていたので
ひたすらに歩き続けました。
駅に到着したときには安堵と達成感がありました。

今回の「花のまわりみち」は、私にとって「花の大まわりみち」でした。
普通なかなか行く機会が無い場所へ行くことが出来て楽しかったです。

さつき(BlogPet)

さつきがパーマ目撃するはずだったの。

*このエントリは、ブログペットの「さつき」が書きました。

広島へ行ってきました

昨日広島へ行ってきました。

花のまわりみち
造幣局広島支局
オルセー美術館展 パリのアール・ヌーヴォー
広島県立美術館
アンソールからマグリットへ 「アントワープ王立美術館コレクション展」
ひろしま美術館

以上を見てきました。

詳しい感想は後日UPする予定ですが、
一言言うと広島の造幣局は遠かったです。
でも桜は見事で行ってよかったと思います。

あなたはどっち? (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ あなたはどっち?
「暑がりですか?寒がりですか?」
暑がりです。
寒いのは着込めば済むし、動いていれば暖かくなるので比較的平気なのですが、
暑いのは対処のしようがありません。
暑いときはひたすら「だら~」となって「たれぱんだ」状態です。

こまめに行く?自宅で済ませる? (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ こまめに行く?自宅で済ませる?
「美容院に行く頻度はどれくらいですか?」
前髪も含めて伸ばしているので、美容院に行くのは年に一度くらいです。
行きつけ(年に一度で行きつけもありませんが)のところは家から近いのですが、
最近はほとんどカットだけなので、足が遠のいています。

学生時代にはパーマをかけたこともありましたが、
ここ12~13年はパーマはかけていません。

そして今はヘアカラーもポピュラーなものとなっていますが、
今まで一度も染めたことはありません。


おひなさま

テーマ展 おひなさま
2月16日~4月4日 愛媛県立歴史文化博物館

「美人の化粧術」と同時開催されていたテーマ展「おひなさま」も見ました。
こちらは毎年この時期に開催されているもので、
西条藩の姫君が輿入れの際に作らせたひな道具を中心に
愛媛県内各所旧蔵のひな人形とひな道具が展示されていました。

大名家のひな道具はさすがに本格的で、
大きさが実物よりもやや小さめという点を除けば
ほとんど「美人の化粧術」で展示されていた道具と変わりありません。

享保雛、古今雛、有職雛と時代とともに変化していく人形の様子がよくわかります。
享保雛はかなり大型のものもあって、目に入ってきた瞬間「どきっ」と気持ちになりました。
「ひな人形」というと「小さく愛らしい」というイメージがあるので、
市松人形のような大きさのひな人形はなんだか別のもののように思えたのです。
古い時代のひな人形は「ゆで玉子に目鼻」という雰囲気で愛嬌がある顔立ちですが、
時代が下るにつれて「パッチリとした目に通った鼻筋」の顔立ちに変化していく様子がよくわかりました。

江戸後期から昭和40年代にかけての御殿雛も展示されていました。
一番古い御殿雛では人形がかなり小さく、
御殿の奥にいる内裏雛の姿が全く見えないくらいでした。
そのほか曲水の宴をイメージした御殿雛などもありました。
最初の頃の御殿は御所風のシンプルなつくりだったのが、
昭和40年代に作られたものはまるで日光東照宮のような煌びやかさになっているのに驚きでした。

このほか御所人形や昭和30年代~40年代の着せ替え人形、
明治から昭和初期にかけて作られたガラス製のミニチュアの動物、
明治から昭和40年代にかけてのままごと道具など
小さく愛らしいものが数多く展示されており、とても楽しめました。
ままごと道具の一番新しいものなどは、実際に自分も持っていた覚えのあるようなもので懐かしく感じました。

美人の化粧術

ポーラコレクション 美人の化粧術 ~姫君からモダンガールまで~
2月16日~4月4日 愛媛県立歴史文化博物館

月遅れのひな祭りの日(4月3日)に見に行きました。
ちょうど桜が見ごろを迎えており、
博物館へ向かう遊歩道(山道)を登ると、盛りを迎えたヤマザクラが迎えてくれました。


今回の展覧会では副題の「姫君からモダンガールまで」が示すように
江戸時代から明治・大正・昭和に至る化粧文化に関する資料が展示されていました。

大名家の姫君の輿入れ道具として作られた化粧用具の数々は実に見事で、
細かな装飾など贅を凝らした作りがよくわかります。
姫君の化粧用具と並んで庶民の化粧用具も展示されていました。
鉄漿をつけるための道具セットですが、
基本的なアイテムは姫君のものも庶民のものも同じで、
作りが豪華か簡素かという点だけが異なるというのが印象的でした。
庶民の道具のほうも漆塗りの鉄漿盥で、意外に丁寧な作りだと思いました。

大奥の四季を描いた浮世絵連作は
それらの化粧道具を使う女性たちの姿が生き生きかつ気品を持って描かれており、
また色とりどりの季節ごとの美しい衣裳も丁寧に現されていました。

明治に入ってからの輿入れ道具も展示されていましたが、
基本的には江戸時代と変わりないようです。
しかし鏡がガラスになるなど、
伝統的な化粧文化の中にも文明開化は入り込んでいたようでした。

櫛・簪・笄など繊細な美しさにただただ見入ってしまいました。
そして江戸初期から昭和初期に至る女性の髪形の変遷を見て、
私も機会があれば一度くらい日本髪を結ってみたいと思いました。

大正時代以降西洋式の化粧術が本格的に導入され、
白粉やクリームなどが次々と発売されます。

実は私の趣味の一つは美しいパッケージデザインの化粧品を手元に置いておくことです。
(注:高価なものは持っていません)
この時代の化粧品のパッケージはどれも趣向が凝らされており、
鏡台に置いておくだけで心ときめきそうです。
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