椿の寺
4月5日撮影
上の写真は京都・鹿ケ谷の霊鑑寺にある、天然記念物・日光椿(じっこうつばき)です。
霊鑑寺は椿の寺として知られ、30種以上の椿が植えられています。
毎年椿の咲く春と紅葉の秋に一般公開されています。
日光椿は雄しべが小さな花弁状になって円形にまとまる園芸品種の椿で、
霊鑑寺創建のころ(1680年代)に植えられたと伝えられており、
樹齢は300年以上と考えられています。
花芯を含め全体が濃い赤で、とても華麗な椿です。
「雪中花」
「雪の中の花」と名にふさわしく清楚な印象の花です。
「秋の山」
冬から春にかけて咲く椿に「秋」という言葉がついているのが不思議ですが、
豊かな花の容が美しい椿です。
「月光」
赤い花弁と白い花芯のコントラストが綺麗な椿です。
「散椿」
普通椿は花ごと枝から落ちますが、
この種類は花びらが一枚一枚散ることから「散椿」と呼ばれます。
私が一番好きな椿は野山に自生する深紅の五弁の椿なのですが、
様々な品種の椿を見て、椿という花の奥深さを感じました。
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