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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

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美人の化粧術

ポーラコレクション 美人の化粧術 ~姫君からモダンガールまで~
2月16日~4月4日 愛媛県立歴史文化博物館

月遅れのひな祭りの日(4月3日)に見に行きました。
ちょうど桜が見ごろを迎えており、
博物館へ向かう遊歩道(山道)を登ると、盛りを迎えたヤマザクラが迎えてくれました。


今回の展覧会では副題の「姫君からモダンガールまで」が示すように
江戸時代から明治・大正・昭和に至る化粧文化に関する資料が展示されていました。

大名家の姫君の輿入れ道具として作られた化粧用具の数々は実に見事で、
細かな装飾など贅を凝らした作りがよくわかります。
姫君の化粧用具と並んで庶民の化粧用具も展示されていました。
鉄漿をつけるための道具セットですが、
基本的なアイテムは姫君のものも庶民のものも同じで、
作りが豪華か簡素かという点だけが異なるというのが印象的でした。
庶民の道具のほうも漆塗りの鉄漿盥で、意外に丁寧な作りだと思いました。

大奥の四季を描いた浮世絵連作は
それらの化粧道具を使う女性たちの姿が生き生きかつ気品を持って描かれており、
また色とりどりの季節ごとの美しい衣裳も丁寧に現されていました。

明治に入ってからの輿入れ道具も展示されていましたが、
基本的には江戸時代と変わりないようです。
しかし鏡がガラスになるなど、
伝統的な化粧文化の中にも文明開化は入り込んでいたようでした。

櫛・簪・笄など繊細な美しさにただただ見入ってしまいました。
そして江戸初期から昭和初期に至る女性の髪形の変遷を見て、
私も機会があれば一度くらい日本髪を結ってみたいと思いました。

大正時代以降西洋式の化粧術が本格的に導入され、
白粉やクリームなどが次々と発売されます。

実は私の趣味の一つは美しいパッケージデザインの化粧品を手元に置いておくことです。
(注:高価なものは持っていません)
この時代の化粧品のパッケージはどれも趣向が凝らされており、
鏡台に置いておくだけで心ときめきそうです。
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