Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

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根津美術館 テーマ展示

根津美術館ではコレクション展と同時開催のテーマ展示も行われています。

小袖の彩り
江戸中期から明治期にかけて作られた小袖の数々。
特に印象に残ったのは《紫地御簾猫桜文様単衣》です。
鮮やかな紫の地に舞い散る花吹雪、
御簾にじゃれ付く三毛猫、
源氏物語の一場面を象徴的に表した典雅な単衣に魅せられました。
(もっとも私がこの単衣に一目ぼれしたのは愛らしい三毛猫に対してというのが本音です)

仏教彫刻の魅力
展示室に日本の木造仏、ホールには中国の石造仏が展示されていました。
特に印象に残ったのは重要文化財《地蔵菩薩立像》です。
平安時代末期、久安3年(1147年)に制作された像で
「お地蔵さん」というと庶民の味方という感じがするのですが、
こちらは非常に高貴な雰囲気で、まさしく「菩薩」と呼ぶのにふさわしい姿です。
穏やかな表情に心惹かれました。

古代中国の青銅器
殷時代から唐時代にかけての中国の青銅器の展示。

百椿図
狩野山楽筆と伝えられる様々な品種の椿を描いた巻物です。
現存しない椿の品種も多数描かれており、
博物学的にも貴重な作品とされています。
以前京都の霊鑑寺や法然院で見かけたような椿も描かれていて、
それらの実物を思い浮かべながら鑑賞しました。
面白いのは椿の花のあしらい方で、
単に枝についた花や花器に活けたものだけではなく、
羽箒や塵取りなど花器以外のものにあしらったものなど、
現代のフラワーアレンジメントの資料としても活用できそうな感じでした。

初釜―来福を願う
新春の初釜の様子を再現をはじめ、
様々な茶道具の展示です。

宝飾時計
18世紀から19世紀にかけてイギリスで制作された宝飾時計が展示されています。

ゆったりとした空間で心静かに過ごす一時を満喫できる美術館だと思います。
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