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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

舞踊への招待~バレリーナ 芸術の秋vol.6

「芸術の秋」シリーズ、音楽の次は舞踊をお届けします。
私は学生時代「舞踊同好会」を作りたいといっていたくらいの踊り好きで、
今まで何度もブログでも舞踊に関する絵画作品を記事にしています。

今回は今まで取り上げることのなかった作品をご紹介して行きます。

バレリーナといえばドガの描いたものが有名ですが、
同時代他の画家たちもバレリーナを描いていました。

 

黒猫とバレリーナの組み合わせが素敵です。
左はリラックスした雰囲気、右はまるでアイドルのブロマイドのようです。



バーレッスンをするバレリーナです。
私の大学にはダンス室やリズム室があり、
そこには鏡やバーがあって密かにバーレッスンをしていました。
実は下宿の窓の手すりをバーに見立てていたのはここだけの話です。



バレエのレッスン風景です。
何気なく描かれていますが、彼女たちはポワント(つま先)で立っています。
一見優雅ですが実は相当な運動量だと思われます。


舞台に出る前、トゥシューズを整えているようです。
ちょっとしたしぐさですが、実に美しく描かれています。


舞台袖のバレリーナです。
彼女が身につけているチュチュは現在のクラシックチュチュよりも丈が長めです。


残念ながらモデルは誰か分からなかったのですが、
彼女はプリマバレリーナです。
堂々たる態度とファンからの花束がそれを物語っています。

当時パリを中心とした西欧では芸術としてのバレエは衰退し、
バレエを見に行くのは若く美しい女性が踊る姿を見るのが目的の裕福な男性が中心でした。
従って彼女たちバレリーナは「芸術家」というよりも
今で言えば「アイドル」のような扱いでした。

一方ロシアではバレエが高い芸術性を保ったまま継承されました。
ディアギレフ率いる「バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)」の登場は
愛らしい女性たちが可憐に踊るというパリのバレエ観を一変させるものだったのです。

舞踊についてはこちら
バレエ・リュスについてはこちらもあわせてご覧ください。

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