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Windflowers

美術・猫・本など興味ある事柄や日々の徒然を綴るブログです。

舞踊への招待~東方への憧れ 芸術の秋vol.8

今回はオリエンタルダンスを描いた作品をご紹介します。
ヨーロッパで発展した舞踊が
バレエの爪先立ちや跳躍といった振付に代表されるように
地上につながれた肉体からの離脱を求めているのに対し、
エジプトやトルコなどで発展した舞踊は
腰や肩を床に平行に動かすような
大地にしっかりと足をつけたものです。

19世紀の西欧の多くの芸術家は
東方の文明や風俗に好奇心を抱き、
それらをテーマに数多い芸術作品を生み出しました。



東方世界をテーマにした作品を数多く描いた画家ジェロームの作品です。
宴席で踊る踊り子の姿は、
西欧人がイメージする「東方」の官能的イメージの象徴といえます。





これらの作品で踊る女性の肌の露出の少ない衣裳や
くつろいだ雰囲気の室内などは
ジェロームの作品と比較すると、より実際の「東方世界」に近いものと思われます。

 

左はハレムの踊り子を官能的イメージで描いた作品。
右は実際の踊り子のイメージに近い作品です。

 

ルノワールも東方趣味の強い女性像を何点か描いています。
しかし彼が描くのはあくまでも東方風に装ったヨーロッパの女性です。

近年ではベリーダンスに代表されるオリエンタルダンスが
健康法としても注目されています。
豊かな肉体としなやかな動きのダンスはまさに女性的なものだと感じます。
実は学生時代よく自己流でオリエンタルの踊りを踊っていました。(下宿にて)
私の住んでいたコーポには有線放送がついていて、
「世界の音楽」という番組もあり、
一日中アラブ音楽をやっている局もあったのです。
部屋で一人でそんな音楽をかけては勝手気ままに踊っていました。

現在もオリエンタルなダンスミュージックのCDをいくつか持っています。
しかし今は家族と同居なので踊っていません。
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